日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアは9日、元イタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコが2021−22シーズン終了までの契約で加入したことをクラブ公式サイトで発表した。背番号は「21」に決定している。
サンプドリアは6日に行われたセリエA第24節サッスオーロ戦(○4−0)で元イタリア代表FWマノロ・ガッビアディーニが左ひざを負傷。じん帯の損傷で今季絶望が予想される同選手の代役として、昨年夏から所属クラブがなかったジョヴィンコを緊急補強した。
現在35歳のジョヴィンコはユヴェントスの下部組織出身。エンポリやパルマでも活躍し、セリエAでは通算190試合の出場で40ゴール38アシストを記録している。また、イタリア代表では各世代別のカテゴリーで存在感を発揮し、2011年2月にデビューを飾ったA代表では通算23試合に出場した。
2015年2月にユヴェントスからトロントFCへと移籍し、2019年1月からはアル・ヒラル(サウジアラビア)でもプレー。同年にはAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。2021年夏にアル・ヒラルを退団して以降は、トロントFCの練習に参加してコンディションを維持していた。
【画像】サンプがジョヴィンコ加入を発表
📄 | OFFICIAL#Giovinco è blucerchiato: contratto fino al 30 giugno 2022.— U.C. Sampdoria (@sampdoria) February 9, 2022