英国動物虐待防止協会、ウェストハムDFの飼い猫2匹を保護「調査が続く間…」
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2022年02月10日 00:00 サッカーキング
ウェストハムに所属するフランス代表DFクル・ズマが飼っていた2匹の猫が、イギリスの動物愛護団体『RSPCA(英国動物虐待防止協会)』によって保護された。9日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
ズマはここ数日、同選手の兄弟が撮影しスナップチャットに投稿したという動画で批判を集めている。そのなかではズマが飼い猫に対し、空中から落として蹴り飛ばす、靴を投げて追い回す、顔に平手打ちをするなどの場面が映っていた。
エセックス警察がRSPCAと協力して動画を調査するなか、RSPCAの広報担当者は「2匹の猫は現在、RSPCAの保護下にあります。私たちの優先順位は常に、これらの猫の幸福です」とコメントし、ズマの飼い猫を保護したことを明かしている。
「彼らは獣医で健康診断を受け、調査が続く間、私たちの庇護下に置かれます。この猫たちを心配してくださった皆様に感謝しています。私たちは、この動画がネットで拡散される前からこの問題に取り組んでおり、調査を主導しています。私たちは調査を続けているので、現時点ではこれ以上コメントできません」
ウェストハムは事件後、「流出した映像に映ったクル・ズマの行為を全面的に非難します」との声明を発表していた。しかし、8日に行われたプレミアリーグ第24節ワトフォード戦(○1−0)でズマを起用したことで、クラブやデイヴィッド・モイーズ監督への非難も殺到している。
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