オリックス・吉田正尚が10日から宮崎キャンプに合流　中嶋監督「ケガの度合いもあるので見極めたい」

◆ 両足首の手術から復帰を目指して

　オリックスの吉田正尚選手（28）が、10日から宮崎キャンプに合流。

　11日には紅白戦も予定されるなど、リーグ連覇と日本一に向けた調整が加速していくなか、頼れる主砲が戦列に戻って来る。

　


　吉田正は12月に神戸市内の病院で受けた「両足関節鏡下三角骨摘出手術」によるリハビリのため、大阪市内の球団施設（杉本商事バファローズスタジアム舞洲）のCグループで調整していた。

　Cグループからの合流について、中嶋聡監督は「向こうは寒かったらしい。どのくらい調整が出来ているか、ケガの度合いもあるので見極めたい」と語り、個々の選手の状態を確認した上で調整を進めていく方針を示す。

　一方、11日からはじまる紅白戦に関しては、「この時期に投げる投手は、チーム内で育てている選手。僕だけでなく、いろんなコーチにアピールしてほしい」と、若手投手の奮起を期待。野手については、「結果を欲しがらず、小細工をせず、今やっていることを出してくれたらいい」と、内容重視で調整の進み具合を判断していくことを明かした。


取材・文＝北野正樹（きたの・まさき）




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