欧州カップ戦争い直接対決…ウルヴスのラージ監督は「ベストを尽くす自信がある」

10日にアーセナルとの対戦を控えるウォルヴァーハンプトンのブルーノ・ラージ監督が9日、クラブ公式サイトでコメントした。

　ウルヴスは勝ち点34で現在8位。勝利すれば、今節の対戦相手であるアーセナルを上回り、6位に浮上となる重要な一戦を迎える。

　ラージ監督はまず、チームの状況について言及した。

「重要な瞬間だ。このクラブが勝ち点を獲得するためには、全力を尽くす必要があるが、良い順位にいて、良い瞬間を迎えているし、選手たちと共に奮闘している。3人の選手（負傷離脱が続いていたDFロマン・サイス、FWフランシスコ・トリンコン、FWファン・ヒチャン）はすでに我々と共にトレーニングをしている。明日、何が起こるか見てみよう。フィットしているか、チームに参加する準備が出来ている」

「毎日奮闘し、選手たちがベストを尽くす自信がある。チームのプレーが自信を与えてくれるので、目を覚ますことが出来るポジションにいるのは分かっている。FAカップの試合後（4回戦のノリッジ戦。0−1で敗戦）に言ったように、前半は良くなく、後半の方が良いパフォーマンスだった。12月と1月にチームがやってきたこと（4勝2分2敗）は、我々に野心を与えてくれる」

　また、ゴール数の少なさについても語った。

「みんなに準備が整っていて欲しい。可能なら、ノリッジ戦の土壇場でやったように、GKジョン・ルディを前線に上げたいと思う。我々は解決策を見つける必要がある。センターバックは10月から11月のようにゴールを決め続ける必要があるし、1月はMFのゴールでスタートした（マンチェスター・U戦でのジョアン・モウチーニョのゴール）。我々はそのようにプレーし続けるために解決策を見つける必要がある。ゴールを決め、勝ち点を獲得したい」

　欧州カップ戦争いを左右する重要な直接対決。試合は、10日19:45（日本時間11日4:45）キックオフ予定となっている。