アントニオ、渦中の同僚DFズマを一部擁護「人種差別より酷いと思うか?」
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2022年02月11日 04:44 サッカーキング
ウェストハムのジャマイカ代表FWマイケル・アントニオが、同クラブのフランス代表DFクル・ズマについて言及した。イギリス紙『ガーディアン』が10日にコメントを伝えている。
ズマは自身の飼い猫に対して蹴る叩くなどを行い、それらの行為が映された動画が拡散されたことで批判が殺到。同選手は2週間分の給料の罰金を支払ったことに加え、ズマと契約を交わしていたアディダスは同選手との契約を解除した。また、ウェストハムのスポンサー2社もクラブへの支援を取りやめたと伝えられている。
ズマは、2匹の猫を動物虐待防止協会に保護された後も、同協会の調査を受けている模様。渦中のズマについて聞かれたアントニオは「彼がやったことを容認しているわけではない」として上で、次のように擁護した。
「彼がやったことにまったく同意できない。でも、彼がやったことは人種差別より酷いと思うか?人種差別で有罪判決を受けた後もフットボールを続けている人たちもいる。8試合の出場停止処分を受けた彼らを、人々は『クビにしろ』『生活の糧を失え』と批判しているぐらいなんだ」
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