10人のアーセナル、ガブリエウ弾守り切りウルヴス撃破…今年初勝利飾る

プレミアリーグ第24節が10日に行われ、ウルヴァーハンプトンとアーセナルが対戦。アーセナルのDF冨安健洋は負傷の影響によりメンバーから外れた。

　序盤は拮抗した展開が続く中、アーセナルが22分にチャンスを作る。マルティン・ウーデゴールがエリア右に走りこんだブカヨ・サカにスルーパスを出す。サカはワンタッチで折り返す。ベン・ホワイトがシュートを放つ。しかし相手DFに引っかかり、得点に繋がらない。

　すると25分、アーセナルが左コーナーキックを獲得。ガブリエウ・マルティネッリがクロスを上げると、クリアボールに反応したベン・ホワイトが頭で中央に折り返す。最後はガブリエウ・マガリャンイスが押し込みゴール。アーセナルが先制に成功した。

　ウルヴァーハンプトンは42分、ダニエル・ポデンセが右サイドでフリーになっていたネルソン・セメドにロングパスを供給。セメドはエリア外から左足を振り抜くが、惜しくも枠を捉えられない。

　するとアーセナルは69分、マルティネッリが相手選手を後ろから倒し、この日2枚目のイエローカードを受けて退場となる。フリーキックを得たウルヴスは70分、ライアン・アイト・ヌーリがクロスを上げ、ラウール・ヒメネスが頭で押し込むが、オフサイドによりゴールは認められない。

　その後スコアは動かず試合終了。守り切ったアーセナルが1−0でウルヴァーハンプトンに勝利を収めた。この結果、アーセナルは今年に入って公式戦初勝利を飾った。

【スコア】
ウルヴァーハンプトン　0−1　アーセナル

【得点者】
0−1　25分　ガブリエウ・マガリャンイス（アーセナル）