ビッグクラブから関心のライスがキャリアに言及…移籍の噂は「ただの雑音」

ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスが、自身の去就についてコメントした。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

　ウェストハムで世界有数のMFに成長したライス。現行契約が2024年までとなっており、ビッグクラブからの関心が伝えられる中去就に注目が集まっている。

　解説者などで活躍するギャリー・ネヴィル氏のポッドキャスト番組に出演したライスは「いつも言っていることだけど、何も勝ちとれないようなキャリアは嫌なんだ」と自身のキャリアについて言及。次のように語り目指す姿についてコメントした。

「僕は子どもの頃からプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどのビッグトロフィーを手にするトッププレーヤーたちを見て育ってきた。だからフットボールファンとしても選手としてもリーグで優勝してトロフィーを掲げたいし、チャンピオンズリーグも優勝したい。FAカップにリーグカップ、イングランド代表の試合でも勝ちたい。全部勝ちたいんだ」

「選手としてその野心がないのならどうしてプレーするんだ？　トロフィーを獲得したいし、経験を積んで最高の選手になりたいんだ」

　一方で、ユース時代を過ごしたチェルシーやマンチェスター・Uなどからの関心が伝えられているが、去就については、現在はウェストハムに集中しているとコメントしている。

「みんなはいつも僕や、（ジャロッド）ボーエン、（マヌエル）ランシーニをはじめ常に選手についての記事を読んでいる。もし良いパフォーマンスをしてビッグクラブが周りに来たら、いろいろ起こるだろう。でも、実際に何かが起こるまでは、あまり読み込みすぎてはいけないし、何も信じてはいけないと思う。僕にとって、それはただの雑音に過ぎないし、ウェストハムでやることに集中しているよ」