エリクセン、プレミアでの戦列復帰へ意欲「プレースタイルを変えるつもりはない」

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2022年02月11日 14:08  サッカーキング

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ブレントフォードへ加入したエリクセン [写真]=Getty Images
ブレントフォードに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがイギリスメディア『BBC』のインタビューに応じた。10日付けで伝えられている。

 昨年6月の『EURO2020』で心停止を起こしたエリクセンは、手術によって植え込み型除細動器(ICD)を装着したことでセリエAでのプレーが不可能に。それまで所属していたインテルと同年12月に契約を解消し、今年1月にブレントフォードと今シーズン終了までの短期契約で加入した。

 2020年のトッテナム時代以来となるプレミアリーグへの復帰が決まったエリクセンは、「まずは感謝の気持ちを表わしたい」とコメント。「僕の周りのチームメイト、ピッチ上の医師、チームドクター、救急隊員、そして病院での人々。あらゆることをチェックして、あらゆるアクションをしてくれた。そうでなければ、僕はここにいなかっただろう」と語った。

 今シーズンのプレーに向けては「自分のプレースタイルを変えるつもりはない。この6ヶ月間は練習に励む時間があったから、今は(心停止を起こす)前より良い状態かもしれない。自分のことだから、同じレベルに戻れない理由はないと思う」と語り、「リスクはないと思っている。ICDを装着しているから、万が一のことがあっても安心さ」と自身の見解を示した。

 治療後の精神状態について問われると「正直言って、あまり落ち込まなかった」と言及。また「診断された時から、医師と立てたプランで一歩一歩段階を踏んできた。家族もとても協力的だったんだ」と続けながらも「でも、もっと悪い結果だったら、僕はこの仕事を続けられなくなることも分かっていた。僕は家族を愛しているし、彼らが今経験していること、あるいはこれまで経験したことも含めて、彼らのサポートを必要としている。本当に感謝しているんだ」と口にしている。

 そして、新たに所属するブレントフォードおよびプレミアリーグでのプレーについては「監督も知っているし、デンマークで過ごしていた頃から知っているチームメイトもたくさんいるから、参加しやすいグループだ。コーチが僕のコンディションを見てプレーすることを望めば、プレーは可能だろう。でも、今は一日一日を大切に過ごすだけだ。復帰は段々近づいているように感じるし、そのタイミングを待っている。またピッチに立って試合をすることができるのは、とても特別で素晴らしいことだと思うね」と語り、今後の活躍へ意欲を示した。

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