ゴセンス、インテル加入は「本当に誇り」…ブンデスへの憧れや同胞ズーレの移籍にも言及

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2022年02月11日 18:46  サッカーキング

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ゴセンス(左)がズーレ(右)の移籍に言及 [写真]=Getty Images
インテルに所属するドイツ代表DFロビン・ゴセンスが、今冬の移籍やブンデスリーガへの憧れなどについて語った。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 現在27歳のゴセンスは2012年にフィテッセのスカウトによって発掘され、オランダでプロキャリアをスタートさせた。その後、ヘラクレスでブレイクを果たし、2017年夏にアタランタへ完全移籍。2020年9月にはドイツ代表デビューを飾り、先月27日にインテルへのステップアップが実現した。

『スカイスポーツ』のインタビューに応じたゴセンスは今冬の移籍を振り返り、「単純に正しいタイミングで正しい行動をとった。トップクラブへのステップを踏み出すには、人格的に十分に成熟していると感じたんだ。アタランタで4年半、とてもとても重要な経験を積むことができたおかげだと思う」とコメント。一時はニューカッスルへの移籍も噂されていたなか、インテルを新天地に選んだ同選手は次のように喜びを語った。

「僕以外の誰もがニューカッスルに行くと思っていたと思うよ(笑)。移籍の話があったのは確かだけど、僕が『イエス』と言った事実がないだけだ。そしてインテルがやってきて、48時間以内に移籍が完了した。ヨーロッパで最も大きなクラブの一つだから、この場にいられることはとても幸せなんだ。何より、努力の末にこのようなクラブに移籍できたことを本当に誇りに思う」

「アンドレアス・ブレーメ、ユルゲン・クリンスマン、カール・ハインツ・ルンメニゲ、ローター・マテウス、ルーカス・ポドルスキらがここにいた。今挙げた選手たちはドイツでは絶対的なレジェンドであり、ドイツのサッカー界に多くの貢献をしてきた。そして、それはまさに、ここインテルで行われた。とても重要な伝統だ。僕らは違うタイプの選手であり、やっているサッカーの種類も違うから、どこまでその比較に応えられるかはわからないけどね」

 これまでのキャリアで一度もブンデスリーガでプレーしたことがないゴセンスは、母国のトップリーグで活躍する夢を諦めていない。以前から憧れを公言し、2019年夏には移籍の噂も立ったシャルケ(現在2部)の名前を出し、次のように語っている。

「今インテルに移籍して海外でプレーを続けているからといって、ブンデスリーガを否定しているわけではない。(契約が満了する)32歳でキャリアが終わる必要はないと思っている。ドイツ以外の国で始まり、ドイツ以外の国で軌道に乗り、そしてドイツで輝かしい別れを告げることができるかもしれない。それが僕の大きな夢であり続けている」

「シャルケは、僕がドイツで最も好感を抱いているクラブだ。もしかしたら4年後には、またブンデスリーガで重要な役割を果たせているかもしれない、心からそう願っているよ。彼らはドイツ屈指のビッグクラブであり、単純に上位争いに値する。そして、もしかしたら、そこで自分のキャリアを終えるのに、実は最適のタイミングになるかもしれない。でも、それはすべて絵空事だからね。何が起こるか見てみよう」

 また、ゴセンスはインタビューの最後でドイツ代表の同僚DFニクラス・ズーレにも言及。バイエルンとの契約が満了を迎える今夏にドルトムントへとフリートランスファーで移籍することが決まったズーレについて、リーグの優勝争いに影響を与えることができると期待している。

「この移籍には驚いた。とても興味深い移籍であり、ブンデスリーガにとっても良い移籍だと思う。ニクラスは、プレースタイルがドイツで最も魅力的なDFの一人であり、多くのクオリティをもたらす人物であることは間違いない。彼はドルトムントに良い影響を与えるだろう。バイエルンにとっては大きな損失だが、ドルトムントにとっては利益となる。したがって、この移籍はリーグそのものとタイトル争いをよりエキサイティングなものにするだろう」

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