PSG戦出場なるか…レアル指揮官がベンゼマの状態に言及「ポジティブに考えている」

レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、同クラブのフランス代表FWカリム・ベンゼマについて語った。11日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

　今シーズンここまでラ・リーガで17ゴール（得点ランキング1位）を決めるなど、公式戦28試合に出場し24ゴール8アシストを記録しているベンゼマだが、先月23日の第22節エルチェ戦で左のハムストリングを痛めて途中交代。以降、公式戦のピッチに立つことができていない。レアル・マドリードは12日に第24節ビジャレアル戦、そして15日にチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16第1戦パリ・サンジェルマン（PSG）戦を控えており、現地では同選手の状態が懸念されている。

　今回の取材に応じたアンチェロッティ監督はベンゼマがPSG戦でプレーできるのか問われた際、「ポジティブに考えている。日曜日か月曜日に彼がチームと一緒に練習することになっており、その時に判断する。それ以上のことは言えないが、彼や私、そしてドクターの感覚はポジティブだ」とコメント。

　また「いつも言っているように、選手の健康が何よりも優先だ。もしカリムがプレーできるのであれば、何のリスクもなくプレーするだろう。少しでもリスクがあれば、彼はプレーしない。これから4日間、徹底的に評価し判断しなければならない」と続け、ベンゼマが今後の状態次第でPSG戦へ出場する可能性を示した。