チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハフェルツが、自身が決勝ゴールを決めたFIFAクラブワールドカップ2021・決勝を終え、その心境をコメントした。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ヨーロッパ王者のチェルシーは、決勝戦で南米王者のパルメイラスと対戦。55分にロメル・ルカクのゴールで先制したチェルシーだったが、続く64分にPKによって同点に追いつかれる。すると、延長戦に突入しPK戦も見えてきた117分、PKを獲得するとハフェルツがこれを決め、チェルシーが2−1で勝利しクラブワールドカップ初優勝を果たした。
同試合で得点を挙げたハフェルツは、2011年のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(当時バルセロナ)以来となる、チャンピオンズリーグ決勝戦とクラブワールドカップ決勝戦の両方で得点を挙げる快挙を達成。またしてもビッグタイトル獲得のヒーローとなった22歳は、試合を終えた心境をこのように口にした。
「最高だよ。僕らはヨーロッパ王者になり、そして今は世界王者だ。より聞こえが良くなったね」
「(PKを蹴るときは)緊張したよ、これは正直に言わないとね。あれは大きなPKだった。ただクレイジーだったよ。なんとか冷静でいることができてよかった。すごく嬉しいよ」
「僕は(チーム内で決められた)3番目のPKキッカーなんだけど、ピッチに残っていたのは僕だけだったんだ」
「チームメイトが信頼を与えてくれたよ。小さい頃からいつもこれを夢みていた。僕にとって最高の気分だね」