プレミアリーグ第25節が12日に行われ、エヴァートンとリーズが対戦した。
前節は敵地でニューカッスルに敗れ、フランク・ランパード新体制でのリーグ初陣を落としたエヴァートン。しかしリーズを本拠地に迎えた今節は、立ち上がりから主導権を握る。10分、右サイドのスペースに走り込んだドニー・ファン・デ・ベークが中央へ折り返すと、こぼれ球を最後はシェイマス・コールマンが頭で押し込み先制に成功する。
さらに続く23分には、右からのCKにマイケル・キーンが頭で合わせる。打点の高いヘッドで放たれたシュートがゴールネットを揺らし、序盤にエヴァートンが2点のリードを奪って前半を折り返す。
そのままリードを保ってゲームを進めたエヴァートンは、終盤に差し掛かった78分、アランのパスを受けたリチャーリソンが左足でシュートを放つと、わずかにコースが変わったボールはゴールに吸い込まれた。記録上はボールの当たったアントニー・ゴードンの得点となる。さらに終盤には、途中出場のデレ・アリの正確なクロスにサロモン・ロンドンが合わせたものの、これはGKのファインセーブに阻まれた。
試合はこのまま終了。快勝でランパード体制のリーグ初勝利を飾った16位のエヴァートンは勝ち点を「22」に伸ばし、15位リーズと1ポイント差に迫った。
次節、エヴァートンは19日にアウェイでサウサンプトンと、リーズは20日にホームでマンチェスター・Uと対戦する。
【スコア】
エヴァートン 3−0 リーズ
【得点者】
1−0 10分 シェイマス・コールマン(エヴァートン)
2−0 23分 マイケル・キーン(エヴァートン)
3−0 78分 アントニー・ゴードン(エヴァートン)