ナポリに所属するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリが、12日に行われたセリエA第25節インテル戦後の取材に応じた。同日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。
セリエAの首位攻防戦を迎えたナポリは、開始7分にFWロレンツォ・インシーニェのゴールで先制に成功し、ハーフタイムを迎える。しかし後半立ち上がりにFWエディン・ジェコにゴールを許し、結局試合は1−1でタイムアップを迎えた。
同試合にフル出場したクリバリは「後半は少し深い位置まで押し込まれてしまい、ジェコに信じられないような難しいゴールを決められてしまった。もっと上手くやれたと思う」「あのゴールがなければクリーンシートで勝利を収められたと思うから残念だ」と、勝ち点3を逃したことに悔しさを滲ませた。
それでも「しかし、インテル戦の勝ち点1は重要な結果であることに変わりはない。そんなに悲観することなく、自分たちを信じ続けなければならない。スクデットの夢を決して諦めないことが大事なんだ」と前を向いた。
また、クリバリは先制点を決めたインシーニェについて「ロレンツォはナポリのキャプテンであり、シンボルだ。リーグ戦のタイトルを最後まで争い、最低でもトップ4で終わりたい。彼のためにも一生懸命働く。それが我々全員の望みだ」とコメント。すでに今シーズン終了後トロントFCへの移籍が決まっているキャプテンへ向け、並々ならぬ想いを語っている。