<優秀食材ブロッコリー>上手な洗い方や茹で方は?実は茎も葉も無駄なく食べられる!?

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2022年02月14日 10:11  ママスタセレクト

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みなさんは、料理にブロッコリーを使いますか? 茹でて、サラダにして食べることが多いかもしれませんね。ブロッコリーはビタミンCをはじめ、葉酸やタンパク質、ミネラルも豊富な優秀食材です。

ただ意外とブロッコリーについて知らないことが多くありませんか? たとえば、あのつぼみの部分をどうやって洗えばいいのでしょう……。小分けしすぎて、だんだん小さくなりすぎて、粒々がまな板に散らばってしまったり。茎の部分はどこまで食べていいのかわからなかったり。……などといろいろ考えだすと、ブロッコリーの調理方法は奥深いのかもしれません。

ブロッコリーをおいしく食べるため、ブロッコリーを見分けるポイントから、洗い方、保存方法などをご紹介します。

新鮮で美味しいブロッコリーを見分けるポイントは3つ



ブロッコリーに限らず、野菜はできるだけ新鮮なものを選びたいですよね。しかしポイントがなかなかわからないという人は多いのでは? ブロッコリーの見分け方のポイントは3つあります。

・房(花蕾)がこんもりと盛り上がっている
・つぼみの粒が小さくしっかりと密集している
・茎の切り口がみずみずしく、ス(空洞)が入っていない
参考:北陸農政局|今月の園芸特産作物:10月 ブロッコリー
ブロッコリーをよく見て新しいものを選びたいですね。ただブロッコリーは袋に入っておらず、そのまま陳列棚に並んでいることもあります。何度も触ってしまうとブロッコリーを傷めてしまいますし、他の人からすると気持ちの良いことではありませんね。一度触れたブロッコリーは戻さずに買い物かごに入れるのが良いのではないでしょうか。

ブロッコリーはどうやって洗えばいいの?方法は3つ


安井ファーム・著『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』 安井ファーム・著『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』より

ブロッコリーは独特の形をしているので、洗い方も悩みますね。方法は3つあります。

流水で洗う


一番簡単なのは流水で洗うこと。ブロッコリーは、乾燥や外敵から身を守るための「ブルーム」という物質がついているため、水を弾きます。さっと洗うだけでも大丈夫です。

房を水につけて揺らすように洗う


ブロッコリーの芯の部分を持って、水を入れたボールなどに房を入れます。そうすると、ボウルの水の中に汚れが浮いてきます。

つけ置き洗いする


もう少し念入りに洗いたいときには、つけ置き洗いがあります。ポリ袋に房部分を下にして入れて、房が水に浸かるまで水を加えます。このままではバランスが悪いので、深めの容器に入れましょう。そして袋の口を輪ゴムなどでとめて、10分ほどつけ置きをします。その後は、ボールに水を入れて、房部分を揺すって洗います。
参考:株式会社KADOKAWA|Twitterで話題のブロッコリー農家によるとっておきレシピ本『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』ついに発売!!

ブロッコリーを上手に小分けにする方法


洗ったブロッコリーは小分けにして料理に使います。でも包丁で切ってしまうと、ブロッコリーの粒々が散らばってしまいますよね。

それを防ぐには、包丁と手の両方を使うのがポイント。根元の部分に包丁で切り込みを入れて……。

筆者撮影 筆者撮影

あとは手で割くようにすると、きれいに分けることができます。

筆者撮影 筆者撮影

実は茎部分も食べられる?



ブロッコリーは、茎部分は捨ててしまうことが多いかもしれません。でも茎の部分も食べることができますよ。

筆者撮影。茹でた状態。 筆者撮影。茹でた状態。

外側の皮は固いですが、茎部分を加熱することで、スッとむけるようになります。加熱に電子レンジを使う場合には、茎(約60g)を縦半分にカットして、電子レンジ対応のポリ袋に入れて口を600Wで40秒ほど加熱します。そうすると、茎の皮がめくれるようになります。茹でるときも、茎を丸ごと1分〜2分加熱すればOKです。

筆者撮影 筆者撮影

そのままサラダのトッピングにしたり、刻んで納豆に入れても美味しいですよ。甘味がギュッと濃縮されています。

筆者撮影 筆者撮影

ちなみにむいた皮も、細かく刻んで餃子に入れたり、卵焼きに入れたりできます。

葉っぱや葉の根元の活用法


筆者撮影 筆者撮影

ブロッコリーの茎部分から伸びている葉は、さっと茹でるだけで食べられます。スープのトッピングにすると彩りが良くなりますよ。また特に根元は繊維質で固いのですが、刻めば料理に使えます。

ブロッコリーの保存方法は?


ブロッコリー冷蔵庫の野菜室で保存をします。もし白菜やキャベツの外側の葉の部分があれば、それで包んでからさらにラップで包むのがよいでしょう。また冷凍保存も可能。小分けにしてかために茹で、冷ましてから冷凍庫に入れます。

おまけ:定番以外のブロッコリーレシピは?


ブロッコリーといえば、そのままサラダにしたり、シチュー、グラタンなどクリーム系のメニューに使われたりすることが多いかもしれませんね。しかし実は天ぷらなど揚げ物にしても美味しく食べることができます。ブロッコリーに醤油などで下味をつけて、天ぷら粉を使って揚げるだけ。外側はサクサクで中は少しみずみずしい食感になりますよ。

ブロッコリーは先端しか食べられないと思われがちですが、丸ごと食べられる食材です。スーパーでも販売されていて、比較的手に入りやすいですよね。色もきれいで料理に彩りを添えてくれますから、今後のメニューに取り入れてみてはいかがでしょう。

文・こもも 編集・しらたまよ

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