シャビ監督、チームの窮地を救ったL・デ・ヨングに言及「このために連れてきた」

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2022年02月14日 12:54  サッカーキング

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チームの窮地を救ったL・デ・ヨング [写真]=Getty Images
バルセロナのシャビ監督が、13日に行われたラ・リーガ第24節エスパニョール戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 昨年11月20日に行われたラ・リーガ第14節エスパニョール戦ではFWメンフィス・デパイのPK弾で勝利したバルセロナ。13日に行われた今季2度目の“バルセロナ・ダービー”は開始早々にMFぺドリが先制点を挙げる。しかし、40分に試合を振り出しに戻されると、64分には逆転ゴールを許してしまった。それでも、後半アディショナルタイムに途中出場のFWルーク・デ・ヨングが値千金の同点ゴール。試合はこのまま2−2で終了し、ラ・リーガ通算174試合目の“バルセロナ・ダービー”で勝ち点1を手中に収めた。

 まずシャビ監督は「勝たなければいけない試合だった。私たちがベストの状態であれば、2−0にすることもできたはず。1−2から土壇場で追いついたことにより勝ち点1を得た気分だけど、よく考えてみれば勝ち点1にとどまった試合」と悔恨。続けて「私たちはよく支配し、より多くのチャンスを得ていたんだ。試合中はずっとエスパニョール陣地でプレーしていた」と試合を振り返った。

 また、シャビ監督は「負ければ一歩後退ということもあり得た中、勝ち点1を獲得した。ここのスタジアムでは首位のレアル・マドリードも負けている。エスパニョールの素晴らしいプレーが私たちを苦しめてくれた」とコメント。さらに「アトレティコ戦のように効果的なプレーができていたけど、彼らは我々のミスにつけこんできた。もし、負けていたらとても残念なことだったんだ」と胸中を明かした。

 88分から出場したFWルーク・デ・ヨング。シャビ監督就任当初、構想外とも報じられていたL・デ・ヨングが後半アディショナルタイムに値千金の同点ゴールを決めてチームの窮地を救ったことについて、同指揮官は「模範的な選手。私はスタッフの前で常にそう言っている。彼はゴールを決める選手であり、このために連れてきた。2本シュートを打って、1ゴールを挙げている」と称賛。その一方、同試合中にDFロナルド・アラウホが相手選手に対して、侮辱的な行動をしたことについては「映像は見ていない。常に相手、審判、ファンを尊重しなければならないけど、ダービーの緊張感に呑まれてしまう事もある。もし何かあったのなら、謝らせてもらいたい」と謝罪している。

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