コンテ監督、リーグ戦3連敗に危機感「現在の調子でトップ4入りを果たすのは不可能」

トッテナムのアントニオ・コンテ監督が13日に行われたプレミアリーグ第25節ウルヴァーハンプトン戦についてコメントした。13日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　リーグ戦2連敗中でホームにウルヴァーハンプトンを迎えたトッテナムは、開始18分までに2失点を許す厳しい展開に。結局その後はスコアが動くことなく、0−2でウルヴァーハンプトンが勝利を収めた。2009年のアタランタ時代以来となるリーグ戦3連敗を喫したコンテ監督は、試合後の会見で以下のように語っている。

「ポゼッションはしていたが、2失点してスタートしたことを説明するのは難しい。あのようなかたちで試合を始めると、簡単にはいかないだろう。最後まで我々は攻撃してゴールを目指した。チャンスも創った。しかし、またしても負けという結果になってしまった」

「これからも仕事を続けていくし勝ち点3を得るため、毎回プレーするたびに奮闘しなければならない。チャンピオンズリーグを戦うことに慣れている環境だが、今は昔と何かが変わっていることに気づかなければならない。現在の調子でトップ4入りを果たすのは不可能なことだと思う」

「我々は現実的であり、共に戦う必要がある。ファンもそうだ。彼らも過去に慣れ親しんだ状況まで再建するのを、待たなくてはならない。それを理解して欲しい。今は私だけでなく、他の監督も含めて状況が変わってきているんだ」

　次戦、現在首位に立つマンチェスター・Cと対戦するトッテナムだが、果たして4試合ぶりの白星を掴めるのだろうか。