飼い猫虐待のズマ、先発入りも急遽メンバー外に…指揮官が理由を説明

2

2022年02月14日 16:20  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

急遽先発メンバーから外れたズマ [写真]=Getty Images
ウェストハムを率いるデイヴィッド・モイーズ監督が、フランス代表DFクル・ズマが欠場した理由を説明した。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ズマは先日、自身の飼い猫に対し、空中から落として蹴り飛ばす、靴を投げて追い回す、顔に平手打ちをするなどの場面が映った動画を弟ヨアンがスナップチャットに投稿したことで非難が殺到。この結果、『アディダス』はパートナーシップの契約解消を発表したほか、複数のスポンサーが契約停止を表明するなど、クラブと監督の判断にも非難が集まっている。

 そんな中でも試合前にモイーズ監督は13日に行われるプレミアリーグ第25節レスター戦でもズマを起用する予定であることを明かし、実際にスタメン発表時にはズマが先発に名を連ねていた。しかし、試合開始直前に体調不良のため、ズマが先発から外れることが発表。代わりにDFイッサ・ディオプが先発出場し、GKダレン・ランドルフがベンチ入りメンバーに追加されていた。

 2−2のドローに終わったレスター戦後、モイーズ監督は先発から外れたズマの状態について「クルは試合前から体調が優れなかったが、彼はプレーしたがっていて、私たちも同じようにプレーしてほしかった。夜中に体調を崩していたことは知っていたが、問題ないだろうと思っていた」と急遽メンバーが変更となった理由を明かした。

「彼はあまり食事もとれず、ミーティングと試合前の食事の時は他の選手たちから離れて過ごしていた。一旦ピッチに出たが、その時にプレーはできないと感じたようだ。だから、私たちはすでにプレーできない可能性があったことを伝えていたイッサに準備するよう言ったんだ。多分、食あたりのような腹痛だと思う」

 また、非難が殺到しながらもズマの起用を続けているモイーズ監督は「ウェストハムの見方が変わったことを願っている」と自身の判断に理解を求めた。

「選手は間違いを犯したが、間違いを起こしてきた選手たちを抱えている監督たちも多くいる。いつの日か少しの寛容さから、彼らが間違いを犯したことを受け入れ、謝罪が受け入れられることを望んでいる。このこともそうなると願っている」

このニュースに関するつぶやき

  • 犬や猫を虐待するやつは心の底から許せない。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定