ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスが、13日に行われたプレミアリーグ第25節レスター戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。
プレミアリーグ第24節終了時点で12勝4分8敗のウェストハムは13日に行われた同リーグ第25節でレスターと対戦。10分にFWジャロッド・ボーウェンが幸先良く先制点を挙げたが、前半アディショナルタイムにPKを決められて試合を振り出しに戻されると、57分に逆転ゴールを許してしまった。それでも、後半アディショナルタイムにDFクレイグ・ドーソンが同点ゴールを挙げる。試合はこのまま2−2で終了し、土壇場で追いついたウェストハムは敵地で勝ち点1を獲得した。
まず、ライスは「前半、僕たちは素晴らしい試合をしたんだ。相手の攻撃を止めて、カウンターアタックもうまくいった。もっとチャンスを生かすことができたはずだ」と披瀝。続けて「PKを与えてしまったのは杜撰だったし、後半は相手が本当に優勢だったね。僕らはセットプレーに力を入れて取り組んできたし、ドーソンは空中戦で素晴らしいプレーを見せてくれた。最終的には良い勝ち点1」と試合を振り返った。
また、ライスは「フットボールは何かを起こすことができる。巡り巡ってくるもの。1−2で負けていても、僕たちは選手交代を駆使して勝ち点を取れると信じ始めていた」と諦めずに戦う姿勢が呼び込んだ“勝ち点1”に思いを巡らした。
昨季のプレミアリーグ6位フィニッシュを果たしたウェストハムは、今季のヨーロッパリーグ(EL)・グループH4勝1分1敗で首位通過。2つのコンペティションを並行して戦うことについて、ライスは「今シーズンは試合数が増加して、多くの人が僕たちのことを疑っていたけど、チームはまだトップ4付近にいる」と言及。さらに「僕たちは素晴らしい集団であり、1試合1試合を大切に戦っていく。今日ここで良い勝ち点1を獲得できたのだから、来週のニューカッスル戦も楽しみだ」と意気込みを示した。