勝ちきれない試合が続くマンU…指揮官が明かす現実的な目標「4位が我々の目指す順位」

マンチェスター・Uのラルフ・ラングニック暫定監督は今シーズンの現実的な目標を4位に設定しているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　マンチェスター・Uは12日にプレミアリーグ第25節でサウサンプトンと対戦。前半にFWジェイドン・サンチョのゴールで先制に成功するも、後半立ち上がりに失点を許し1−1の引き分けに終わった。

　これで公式戦3試合連続での引き分けとなったマンチェスター・U。「4位はマンチェスター・Uのようなクラブが本当に望んでいるものではないのではないか」と問われ同監督は「ユナイテッドが望んでいるのはまさにこれだ。私は、これが私たちがつかみ取れる最高の成果だと思う」と応じ、「チャンピオンズリーグに出場することだ。リーグでは4位が我々の目指す順位だ。もちろん、来シーズンに向けて必要なことは分かっている。でも今はそのことは気にしていない。今のスカッドに集中し、そして答えを出すしかないんだ」とコメントした。

　続けて同監督は「ここ数週間、ファーストハーフは非常に良かった。点を許していない」と入りは良かったとしつつ「次のステップは、肉体的、戦術的、精神的にレベルを上げることだ。あまりにも簡単（な失点）だった。私たちのミスから得点を許してしまった」と試合運びに問題を見出していると語った。

　また、監督よりも選手に問題があるのかと問われたラングニック暫定監督は次のようにコメントした。

「わからない。今の順位表を見ると、アーセナルやトッテナムといった他のチームや上位2、3チームとの間には、おそらくそれだけの理由がある。（夏の移籍市場の）6月には何かと話題になるが。選手たちの問題だとは思わない。彼らは野心的で、一生懸命働き、勝ちたいという意欲がある」