マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督は、イングランド代表DFハリー・マグワイアのキャプテン交代を考えていないようだ。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
同日に控えるブライトン戦に向けた記者会見に出席したラングニック暫定監督が、低調なパフォーマンスが目立ち、一部のサポーターからキャプテン剥奪の声が挙がっていたマグワイアについて言及しており、『スカイスポーツ』は以下のように伝えた。
「負傷から戻ってきた時、彼は非常に良くやっていたと思う。ウェストハム戦では、非常に良いパフォーマンスだった。過去2試合、バーンリー戦、サウサンプトン戦で失点した時、良くない時を過ごしたが、彼は我々のキャプテンであり、それを変える理由は見当たらない」
また、以下のようにも付け加えた。
「彼は、他の全ての選手のように成長し、より良くならなければならない選手だ。イングランド代表では3バック、マンチェスター・Uでは4バックでプレーしていたが、守備をしようとしている時に、常に前足でプレーしている訳ではない。これは彼にとっても新しいことで、それに慣れるには時間がかかる」
現在28歳のマグワイアは、シェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身。2014年夏にハル・シティ、2017年夏にレスターへそれぞれ移籍した。2019年夏にマンチェスター・Uに加入し、2020年冬からは、インテルへと旅立った元イングランド代表MFアシュリー・ヤングに代わってキャプテンに任命された。2021−22シーズンはプレミアリーグで20試合に出場している。
現在、リーグでは5位と苦しい戦いが続くマンチェスター・U。マグワイアの復調もトップ4入りに向けた重要なポイントになるだろう。