アンチェロッティ監督、注目のPSG戦を前に意気込み「決勝戦とも言える試合」

レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、15日に迎えるチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16第1戦パリ・サンジェルマン（PSG）戦の前日会見に臨んだ。14日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　アウェイで迎える注目の一戦を目前に、アンチェロッティ監督は「気持ちはとても良い状態だ。CL優勝を争うタフな相手との難しいゲームになるだろう。決勝戦とも言える試合だし、トロフィーを狙うライバルを下したい」と意気込みを語った。

　レアル・マドリードではエースFWカリム・ベンゼマの状態が懸念される中、直近の12日に行われたラ・リーガ第24節ビジャレアル戦で約半年ぶりの出場を果たしたFWギャレス・ベイルの出場も期待されている。同監督は「ベイルがチームメイトを軽視することはない。彼は真面目にトレーニングしているし、プロフェッショナルだ。これまで彼はCLに優勝に貢献するなど、重要なことを成し遂げてきた。だからここにいるのがふさわしい選手だし、良い結果を残すことは彼のキャリアにとっても素晴らしいことだろう」と語り、ベイルへの信頼を示している。

　また、2011年から2013年にかけてPSGを率いていた過去も持つアンチェロッティ監督は「マドリードとパリの両方で監督をすることは、とても誇らしいことだ」と古巣対戦を前に語った。