元マンUファーディナンド氏、苦難が続く古巣へ教示「こういう時、チーム内で…」

0

2022年02月15日 18:04  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

直近の公式戦3試合未勝利のマンU [写真]=Getty Images
元マンチェスター・Uのリオ・ファーディナンド氏が、直近の公式戦3試合未勝利の古巣に言及した。14日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 昨年11月に解任されたオーレ・グンナー・スールシャール氏の後任として指揮を取るラルフ・ラングニック暫定監督は就任直後、公式戦5試合無敗とチームの立て直しに成功したものの、4日に行われたFAカップ4回戦ミドルスブラ(2部)戦にPK戦の末に敗退。さらに、直近のプレミアリーグ2試合でもリードを守り切れずに勝利を逃している。

 現在43歳のファーディナンド氏はマンチェスター・U在籍12シーズンで、6度のプレミアリーグ優勝を筆頭に数多くのタイトル獲得に貢献。“赤い悪魔”で一時代を築いたレジェンドは「最初の20〜30分は『おお、これはいいな』と思う。流動性があり、チーム内に継続性があり、一体感もある。問題は悪い嵐を乗り切ることだ」と指摘。続けて「どの試合でも相手チームが5分程度、ゲームを支配すると、流れを押し戻されてしまう。それを乗り切るための度胸、ノウハウ、そして規律が上位のクラブと比較すると、劣っているところだ」と同クラブの現状に憂いた。

 また、ファーディナンド氏は「こういう時、チーム内で『一緒に頑張ろう』と声を掛け合い『自分ならできる、この瞬間は夢中になれる』と、これまで以上に力を出していく必要がある」と垂訓。さらに「個々の技術的、判断ミスが今のチームをダメにしている。チャンスの逸脱、ゴール前での精度、守備の仕方など…。個々がそれらの部分でミスを犯しているんだ」と課題点を挙げている。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定