◆ 「今日は暖かかったので」
オリックスの宮崎キャンプは15日、折り返しとなる第4クールの初日を迎えた。
この日は主砲・吉田正尚が“目慣らし”のためにブルペンに登場。初めて新背番号「7」のユニフォーム姿を披露した。
ビジター用の「背番号7」のユニフォームを身にまとい、ブルペンの打席に立った吉田正尚。午後からは本球場に移ってフリー打撃に取り組み、柵越えも連発。調整は順調に進んでいるようだ。
昨年までの背番号「34」から、福本豊さんや糸井嘉男(現・阪神)らが付けた「7」に替わる今季。しかし、この春のキャンプは昨年12月に受けた「両足関節鏡下三角骨摘出手術」の影響から、しばらくは大阪・舞洲の球団施設でリハビリに努めていたこともあり、2月10日の合流後、ユニフォーム姿を見せるのはこの日が初めてだった。
「今日は暖かかったので」と、お天気に恵まれたことが、ウインドブレーカーを脱いだ理由だという。
「番号はあまり意識していないが、球団では偉大な先輩が付けられていた。自分も似合うようにしたい」と吉田。
実戦への参加については、「いま出来る範囲でやっている。シーズンに合わせ、1年を通して出来るようにしっかりと準備したい」と、開幕を逆算しての無理のないスケジュールになりそうだ。
取材・文=北野正樹(きたの・まさき)
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