PSGが今季契約満了のポグバ獲得へ？　強豪多数からの興味も去就明らかにせず

パリ・サンジェルマンがマンチェスター・Uのフランス代表MFポール・ポグバ獲得に向けて用意があるようだ。15日、イギリスメディア『デイリー・メール』が報じている。

　現在28歳のポグバは2011年にマンチェスター・Uでキャリアをスタートさせ翌年ユヴェントスに移籍。2016年にマンチェスター・Uに復帰したが、契約は今シーズンで満了を迎える。イングランドとイタリアでプロキャリアを歩んできた同選手にとって、母国フランスのトップチームでプレーした経験はない。

　パリは来シーズンに向けてポグバをフリー移籍で獲得することに関心を寄せていて、十分に高額な資金を用意しているようだ。ポグバを獲得すれば戦力の大幅な増強はもちろんのこと、母国フランスで絶大な人気を誇るスター選手の獲得で大きな商業利益も見込んでいるという。

　一方でポグバ本人は未だ去就を明らかにしていない。これまでは太ももの負傷による長期離脱からの復帰に専念していて、8日のバーンリー戦で実践に復帰した。さらにはチームのCL出場権獲得に向けて集中力を削ぐような動きを見せることを望んでいないようだ。同選手は新契約の可能性も含めて選択肢を十分に見極めてから将来を決めたいと考えているといい、マンチェスター・U残留の可能性もある。

　ポグバに対しては、パリだけでなくユヴェントスやバルセロナ、レアル・マドリードも同選手の状況を注視していて、契約延長前にオファーを出す可能性も高いと見られている。