レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが15日に行われ、レアル・マドリードはPSGと対戦。スコアレスのまま迎えた後半アディショナルタイムにキリアン・エンバペに決勝点を許し、0−1で敗れた。
リオネル・メッシのPKをストップするなど好守を見せたクルトワは試合後、「攻撃面で非常に強みがある相手と対戦した。チャンピオンズリーグはラ・リーガの試合とは違う。スタートは良かったが、落ち着きを保つことができなかった。ポゼッションすることができず、良い形でカウンターもできなかった。でもセカンドレグには全ての可能性が残されている」と語り、次のように続けた。
「受け入れることは難しい。いいパフォーマンスではなかったが、ベルナベウではより良くしなければならない。ファンのサポートの下でそれができると思っている。GKとしてはこのような試合では忙しくなることは知っている。クリーンシートをキープしようとしたが、得点を許したことは残念だった。でも、ホームでの重要なラ・リーガの試合もあるし、勝ち続けていかなければならない」
また、メッシのPKを止めたことについてクルトワは「彼がバルセロナでプレーしていた時から、彼のことはよく研究していた。彼はここでのリーグ戦で右側に3回外していて、駆け引きで今回は左に行くという狙いだった、試合展開を維持できたことは良かったが、最後の最後で決められたことは本当に厳しいことだ」と振り返った。
そして、3月9日に行われるセカンドレグに向けては「3月の試合では全力を尽くさなければならない。出場する選手たちは一生懸命戦って、突破できるように挑戦しなければならない」と意気込みを語った。