リヴァプール戦に挑む後輩にスナイデル氏がエール「集中力とペースを保つことが大切」

かつてインテルで活躍した元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデル氏が、“後輩”にエールを送っている。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

　インテルは16日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でリヴァプールと対戦する。18−19シーズンにはCLを制した強豪との対戦を前にスナイデル氏が古巣に実体験を交えてエールを送っている。

　自身もインテルでCL優勝を経験しているスナイデル氏は最強の名をほしいままにしていた2010年のバルセロナと比較し「（今のリヴァプールは当時のバルセロナ程と）思わないね。もちろん彼らのプレースタイルも違うし、あのバルセロナにはどのポジションにも素晴らしい選手が揃っていた。今夜は激しいゲームになることを期待しているよ」とコメント。

　続けて「インテルはリヴァプールのインテンシティに対処する必要がある。レッズ（リヴァプールの愛称）はこういった試合に慣れているだろうしね。インザーギ（監督）はインテルでの道を歩み始めたばかりだけど、すでにその片鱗を見せている」と語り、「私はいつも同じやり方をしていたよ。試合の前に、これが最後のヨーロッパでの試合になるかもしれないと考えたんだ。そうすることで、プレッシャーもはねのけ、ベストを尽くすことができた。できるなら、インテルの選手たちにも同じように、集中力を保ち、ペースを保つことが大切だと言いたいね」とアドバイスを送った。