南アフリカ・ケープタウンの動物保護団体「Cape of Good Hope SPCA」に、怪我をした黒い犬が助けを求めるかのように現れた。自ら本能で助けを求めてきた犬の能力の高さを『IOL』『Newsweek』など多くのメディアが伝えている。
1月14日午後、動物保護団体「Cape of Good Hope SPCA」(以下、SPCA)で最高経営責任者モヨ・ンドクワナさん(Moyo Ndukwana)や検査官がその日の仕事を終えて事務所を閉めていたところ、黒い犬がふらりと現れた。どうやら怪我をしているようで、ンドクワナさんらはおやつの缶を持って近づき、リードをつけて保護した。“リオ(Rio)”と名付けられたこの雑種犬は、右首筋に噛み傷を負っていたため、すぐに治療を行い抗生物質を投与された。犬の本能なのか、動物保護の施設を探し出したリオの能力は、SPCAの職員らを大いに驚かせ、南アフリカのメディアだけでなくアメリカなどでも報道された。
画像は『Cape of Good Hope SPCA 2022年2月2日付Instagram「[NEWS] A dog arrived at the Cape of Good Hope SPCA」、2022年2月9日付Instagram「[RIO] Going live on Facebook in the next 5 - 10min,」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 FLYNN)