オリックスの守護神・平野佳がフリー打撃に初登板「無理せず自分の感覚で開幕に」

2

2022年02月17日 19:54  ベースボールキング

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

実戦的なフリー打撃に登板した平野佳寿[写真=北野正樹]
◆ 初対戦の来田は驚き「高さがあるので打ちづらい」

 オリックスの守護神・平野佳寿が、宮崎キャンプ第4クール最終日の17日、初めて実戦的なフリー打撃に登板。伝家の宝刀・フォークボールのキレもよく、順調な調整ぶりを示した。

 本球場での紅白戦とほぼ同時刻に、第2球場で行われたライブバッティング。走者を置く実戦的な打撃練習で、平野佳は、来田涼斗、元謙太、育成1位ドラフト1位の山中堯之(茨城アストロプラネッツ)、吉田正尚、ドラフト5位の池田陵真(大阪桐蔭高)、来田の順に打者6人に計30球。ストレートにフォーク、カーブ、スライダーをランダムに投げ込んだ。

 入団2年目で初めて“対戦”した来田は、ヒット性の当たりを2本飛ばしたが「リリースポイントが高く、高さがあるので打ちづらい。フォークはキレがあった」と驚きの表情。

 「昨季はシーズンが長かったので、1月はスローペースでやってきたが、2月後半以降は試合も入ってくる。無理をせず自分の感覚で開幕に合わせていきたい」と、3月に38歳となるベテラン右腕は、冷静に前を見据えていた。


取材・文=北野正樹(きたの・まさき)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定