一条ゆかりや美内すずえ、魔夜峰央ら少女マンガ家12人が“家”について語る1冊

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2022年02月18日 14:41  コミックナタリー

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コミックナタリー

「少女漫画家『家』の履歴書」(帯付き)
12人の少女マンガ家がこれまで住んできた家についてそれぞれ語る「少女漫画家『家』の履歴書」が、本日2月18日に文藝春秋から発売された。

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参加作家は水野英子、青池保子、一条ゆかり、美内すずえ、庄司陽子、山岸凉子、木原敏江、有吉京子、くらもちふさこ、魔夜峰央、池野恋、いくえみ綾。目次には一条の「まるで『砂の城』のヒロイン。自ら設計した吹き抜けと煉瓦の台所のある家」、美内の「『ガラスの仮面』のような『劇団』体験をした、女ばかりのカンヅメ旅館」、魔夜の「『翔んで埼玉』の所沢、パタリロ的諧謔とバンコラン的美意識を宿した横浜の家」、池野の「幼い頃から多世代同居。『見守られている安心感』が生んだ『ときめきトゥナイト』」、いくえみの「『潔く柔く』執筆中の父の死。気分転換で作ったイングリッシュガーデン」といった項目が並んでいる。

■ 「少女漫画家『家』の履歴書」目次
水野英子
赤塚不二夫、石ノ森章太郎と過ごしたトキワ荘と、「ファイヤー!」が私の青春

青池保子
「結婚せず仕事を」。「エロイカより愛をこめて」で覚悟を決めて購入したマンション

一条ゆかり
まるで「砂の城」のヒロイン。自ら設計した吹き抜けと煉瓦の台所のある家

美内すずえ
「ガラスの仮面」のような「劇団」体験をした、女ばかりのカンヅメ旅館

庄司陽子
デッサンの基礎を養ってくれた母のために作った「生徒諸君!」御殿

山岸凉子
鬼門に玄関が……“奇妙なこと”が続く国分寺の家で描いた「日出処の天子」

木原敏江
「摩利と新吾」から命名。蓼科の「縞りんご荘」の自然が生んだ数々の名作

有吉京子
「SWAN―白鳥―」を四十年以上描き続ける体力を培った築二百年の古民家と金峰山

くらもちふさこ
描けば描くほど元気に……母の故郷を描いた「天然コケッコー」で克服した病

魔夜峰央
「翔んで埼玉」の所沢、パタリロ的諧謔とバンコラン的美意識を宿した横浜の家

池野恋
幼い頃から多世代同居。「見守られている安心感」が生んだ「ときめきトゥナイト」

いくえみ綾
「潔く柔く」執筆中の父の死。気分転換で作ったイングリッシュガーデン

このニュースに関するつぶやき

  • 「摩利と新吾」BLって言えばそうなんだけど旧制一高を描いた・当時の青春群像劇として俊作だった^^ あと木原敏江さんて私が知る限り、後南朝を描いた少女漫画家ってこの人だけだ^^
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