前線に負傷者続出のアタランタ…指揮官は嘆き「全員いなくなってしまうなんて」
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2022年02月18日 14:46 サッカーキング
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が負傷により厳しい台所事情となっている前線の状況についてコメントした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
アタランタ17日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ(PO)ファーストレグでオリンピアコス(ギリシャ)をホームに迎えた。試合はオリンピアコスに先制されたものの、後半にベラト・ジムシティが逆転の2ゴール。アタランタが2−1で先勝し折り返した。
この試合では先発出場を果たしたルイス・ムリエルがハーフタイムで交代。アタランタはドゥバン・サパタやヨシップ・イリチッチ、アレクセイ・ミランチュクなどを欠いており、ムリエルが負傷により戦列を離れることになると今後の日程では前線のコマ不足で苦戦が予想される。
ガスペリーニ監督は「我々にとっては本当に悪い時期だ。あるエリアから全員がいなくなってしまうなんてね」とコメント。続けて「我々はこういったことを時々経験する。11月、12月にはDFが全員いなくなってしまったし、今はストライカーが誰もいない。でもまだ戦えると信じているよ」と現有戦力への信頼を口にした。さらにオリンピアコス戦で2得点を決めたDFのジムシティについて「彼はセットプレーから2得点を決めた。次の試合では前線で起用するかもしれないね(笑)」と冗談を交えつつ称賛し、「今夜はマリオ・パシャリッチをセンターフォワードとして試してみたんだ。そうするしかなかったんだよ!」と苦悩を打ち明けている。
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