エリザベス女王が新型コロナ感染 英ジョンソン首相「一刻も早い回復を祈る」

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2022年02月21日 01:01  Techinsight Japan

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軽い公務は続ける見込みのエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2021年11月30日付Instagram「I have spoken before of my deep and abiding affection for this wonderful country
エリザベス女王(95)が、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことが発表された。女王は軽い風邪のような症状があるものの、今後ウィンザー城内で軽い公務はこなしていくという。今月10日にはチャールズ皇太子の感染が判明したため、女王は健康状態を観察されていた。

バッキンガム宮殿が現地時間20日に声明を発表、「女王が本日、新型コロナウイルス検査で陽性結果が出たことを宮殿が確認しました」と伝え、現在のエリザベス女王の健康状態についてこのように説明した。

「女王陛下は軽い風邪のような症状が出ていますが、今後1週間はウィンザー城で軽い仕事を継続できる見込みです。今後も医師からの診察を受けるとともに、適切なガイドラインに従うことになります。」

女王は昨年10月に予備検査のために一晩入院した後、医師からの助言を受けて対面式の公務からしばらく退いていた。女王はすでに3度目のワクチンを接種済みだ。

即位70周年を迎える前日の今月5日には、滞在中のサンドリンガムで地域の人々を招いたレセプションパーティに出席し、久しぶりに公の場に姿を現していた。

10日には女王の第1子であるチャールズ皇太子が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、14日には皇太子の妻カミラ夫人の感染が発表され、夫婦共に隔離生活を送っていた。

皇太子は陽性反応が出る2日前にウィンザー城で勲章授与式を主催、その際に皇太子と対面した女王はしばらく健康状態を観察されていた。しかし当時、バッキンガム宮殿は女王の検査結果については公表を拒否してきた。

現地時間16日にはウィンザー城で次期国防長官と前任者を迎えた対面式公務を行った女王は、杖をついて立ちながら「御覧の通り動けないのです」と話していた。その姿を見た王室ファンはSNSで「ずいぶん痩せたのでは?」「弱々しく見える」と健康状態を心配していた。

王室には専属の医師がおり、女王の健康状態の観察や看病は医務室長で女王の主治医であるヒュー・トーマス医師(Huw Thomas)が率いる医療チームが担当する。

宮殿の発表を受け、英ボリス・ジョンソン首相は自身のツイッターで「皆様の気持ちを代弁し、女王陛下がCovidから一刻も早く回復され、活力に満ちた健康を取り戻されることをお祈りしています」とお見舞いの言葉を送った。

画像は『The Royal Family 2021年11月30日付Instagram「I have spoken before of my deep and abiding affection for this wonderful country, and of the many happy memories Prince Philip and I always held of our time here.」』『Boris Johnson 2022年2月20日付Twitter「I’m sure I speak for everyone in wishing Her Majesty The Queen a swift recovery from Covid and a rapid return to vibrant good health.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

このニュースに関するつぶやき

  • 重症化しませんよう、どうぞお大事に…。元気に回復され、公務に復帰されるのをお待ちしています。このコートと帽子の色…この冬の流行色ですね…つい目が行っちゃいました…。
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