「過去の栄光に縋って…」 ボルダラス監督、“名門”バレンシアの現状に憂悶

1

2022年02月21日 18:14  サッカーキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

現状の結果に憂悶するボルダラス監督 [写真]=Getty Images
バレンシアのホセ・ボルダラス監督が、20日に行われたラ・リーガ第25節バルセロナ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ第24節終了時点で7勝9分8敗のバレンシアは20日に行われた同リーグ第25節でバルセロナと対戦した。“メスタージャ(バレンシアの本拠地)”に集まったファンの声援を後押しに受けたバレンシアだったが、23分に先制点を許してしまう。その後も守勢に回ることを強いられた同クラブは0−3で前半を折り返した。反撃の糸口を掴みたいバレンシアは52分にMFカルロス・ソレールのゴールで1点を返したものの、63分に4失点目。試合はこのまま1−4で終了し、バレンシアはリーグ戦3試合未勝利となった。

 試合後、ボルダラス監督は勝ち点30の12位という現状を受け、「勝ち点と結果を鑑みれば欧州大会進出のことは考えられない。現実問題として、無謀なことだ。リーグ戦のラストスパートで苦しむことなく、冷静に必要な勝ち点を獲得することを考える必要がある」と残留路線に舵を切る考えを示し、「負けることはあっても、そう簡単に負けるわけにはいかない。バルセロナのポテンシャルに対抗するには私たちは無力だった」と試合を振り返った。

 また、ボルダラス監督は「私は非常に野心的で、勝ち点を積み上げることが目標だけど、チームは悪い結果に陥っている。バレンシアに来た時の目的と違うことが、とても腹立たしく、悔しい」と悔恨。さらに「私たちはこれからも過去の栄光に縋って生きていくことはできるけど、(今の)バレンシアは上位のチームと競争する力が足りない」と現状の状況に憂悶しているようだ。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定