マンチェスター・Uに所属するブラジル代表MFフレッジが、ラルフ・ラングニック暫定監督の下でプレーを続けている現状についてコメントした。22日に、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
ラングニック氏は、オーレ・グンナー・スールシャール前監督の解任に伴い、2021年11月にロコモティフ・モスクワとの契約を解消し、マンチェスター・Uの暫定監督に就任することが発表された。以降、“赤い悪魔”はラングニック暫定監督の下でシーズンをおくっている状態だが、フレッジは現状について「ちょっと不思議な感じだね」とコメントしている。
「サッカーの世界では、できるだけ早く良い結果を出すことが重要なのは分かっている。だけど、長期的なプランを持つことも重要なんだ。今のところ、このクラブでは短期的な目標がすべてになっている。今シーズン終了時にクラブがどのような状態になっているか分からないね」
一方、フレッジは同僚たちがタイトル獲得に飢えていることを明かした。
「このクラブに来る選手は皆、タイトルを獲りたいと思っている。僕やブルーノ(・フェルナンデス)、アレックス(・テレス)、クリスティアーノ(・ロナウド)、(ジェイドン・)サンチョ、皆同じだよ。トロフィーが欲しいけど、長い間獲得できていないんだ」
「昨シーズンは、ヨーロッパリーグ(EL)を制することが僕たちの目標だったんだ(EL決勝ではビジャレアルにPK戦の末に敗北)。このクラブは、未来のためにより良いプランを立てていく必要がある」
「タイトルを獲りたいと思わないなら、マンチェスター・Uでプレーする資格はない。今シーズンはまだチャンピオンズリーグ(CL)に生き残っているけど、来シーズンはもっと良い状態で臨みたいね。自分たちのサッカーを見つけられるかどうか見てみよう」
マンチェスター・Uは23日、CL・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのアトレティコ・マドリード戦を控えている。