マンチェスター・Cに所属するウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコが、自身の公式SNSを通じて母国の状況に言及した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認。これにより、ロシアがウクライナ広域へと侵攻する懸念が高まっている。
ウクライナ代表で48キャップを数えているジンチェンコは、22日に自身の公式Instagram(zinchenko_96)を更新。次のような声明文を掲載している。
「すべての文明国家が、僕の国の状況を心配している。僕はいてもたってもいられず、自分の意見を伝えることにした。写真に写っているのは、僕の国だ。僕が生まれ育った国。僕が国際試合の舞台でその色を代弁する国。僕たちが栄光と発展を目指す国。国境を侵すことのできない国。僕の国はウクライナ人のものであり、誰にもそれを奪うことはできない。僕たちは決して諦めない! ウクライナに栄光あれ」
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ロシア・ウクライナ情勢はサッカー界にも影響を及ぼし始めており、今年5月に行われるチャンピオンズリーグ決勝の会場がロシアの『サンクトペテルブルク・スタジアム』から変更される可能性が浮上している。