ヤクルト・高橋は二桁勝利を期待も…真中氏が提案「まずは開幕ローテ」

◆ 岩本氏は実戦初登板に注目「一発回答で」

　21日に放送されたフジテレビONE「プロ野球ニュース」に出演した解説者の真中満さんと岩本勉さんが、一軍キャンプに合流したヤクルトの高橋奎二投手（24）について言及した。

　高橋は新型コロナウイルスに感染した影響で、春季キャンプは二軍スタートとなったが、19日に村上宗隆選手とともに一軍キャンプへ合流。さっそくブルペンで65球を投げ込み、順調な調整ぶりをアピールした。

　出遅れを感じさせない快投を見せた高橋について、岩本さんは「ブルペンでは気持ちよく投げてましたよね」と投球から受けた印象を語り、「実戦でマウンドに立ったときも、今年の俺は二桁（勝利を）狙えるピッチャーなんだよ！っていうのを一発回答で出せるくらいの結果も見たい」と、実戦登板での投球内容を求めた。

　一方、かつてヤクルトの監督を務めた真中さんは、調整に失敗して出遅れた昨季を振り返りつつ、「今年はキャンプ、オープン戦としっかり数字を残して、まずは開幕ローテーションを狙いたいですよね」と目先の目標を提案。

　「去年の14試合で4勝1敗という数字もいいですけど、仕事量からすると、年間ローテをまわって25試合以上の先発をすることによって二桁勝利もついてくるでしょうから、その辺を目指してほしい」と、1年間を通してローテーションを守る活躍を期待した。

　昨季は夏場以降にローテーション入りし、日本シリーズでは完封勝利を挙げ優秀選手賞に輝いた左腕。自身初の二桁勝利を達成するためにも、まずは開幕ローテーションの一角を確保したい。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』