「決勝でもプレーしベストを尽くしたい」…リヴァプールFW南野拓実がカラバオ杯制覇に意気込み

リヴァプールに所属する日本代表FW南野拓実がクラブメディアのインタビューに応じた。

　現在27歳の南野はセレッソ大阪、ザルツブルクを経て2020年1月にリヴァプールへ加入。サウサンプトンへの半年間の期限付き移籍を挟んだものの、リヴァプールでは公式戦52試合に出場し11得点3アシストを記録している。

　南野はクラブメディアのインタビューで思うように出場機会を伸ばせない現状に「サッカー選手は大変なこともあります。すべての選手がフル出場できるわけじゃないですし、僕はそういう状況ですから」と触れ、「僕はリヴァプールでプレーしたい。これまでリヴァプールで50試合以上プレーしました。それは良いことですしとてもうれしいです。でももっとやりたいし、もっとチームを助けたいんです。簡単ではないですが、そのために全力を尽くしたいと思っています」と今後への意気込みを語った。

　また、「若い頃、ヨーロッパ、特にプレミアリーグでプレーすることを夢見ていました」と振り返った同選手は「でも、夢を叶えたいなら、リスクや大きなチャレンジをしなければならない。僕はリスクやチャレンジをするのが好きなんだ」とコメントした。

　今シーズンはカップ戦を中心に出場している南野。特にカラバオ・カップでは全５試合に出場し４得点１アシストを記録した。決勝進出の立役者ともいえる同選手は27日に控える決勝チェルシー戦についても触れ、意気込んでいる。

「僕にとっても、僕らにとっても、大きな、大きな出来事です。タイトルが欲しいしそれはチームも一緒だと思います。カラバオ・カップでは多くプレーしてきましたし、もちろん優勝したいです。できるなら決勝戦でもプレーしベストを尽くしたいですね」

「（リーグとは）少し違いますね。カラバオ・カップ初戦のノリッジ戦、2戦目のプレストン戦では、リーグとは全く違うスタメンで臨みましたから。やはり何か違うような気がします。でも、僕にとっては、どの試合も重要なんです。僕にとっては大きな、大きな試合ですし、決勝に行けてうれしいですし、優勝したいです」