ラ・リーガ第26節が行われ、アトレティコ・マドリードとセルタが対戦した。
23日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦では、マンチェスター・Uを相手にハイパフォーマンスを見せたアトレティコ。復調の兆しが見える昨季王者はその日と同じメンバーで、19日のオサスナ戦に続くリーグ連勝に向けセルタをホームに迎えた。
試合はアトレティコがマンチェスター・U戦に続いて相手にボールを握らせ、速攻を狙う展開に。14分にはセルタのフランコ・セルビが決定的なシュートを放つも、ヘイニウドがゴール前で決死のクリアをして難を逃れる。すると36分、ジョフレイ・コンドグビアのパスを受けたレナン・ロディがマーカーを外して左足を振り抜くと、シュートは狭いニアサイドを破ってゴールネットを揺らした。
ロディの先制弾でリードして前半を終えたアトレティコは、60分にも追加点を手にする。再び中央のコンドグビアがロディを狙うと、オフサイドラインギリギリで抜け出したロディが今度は足裏でダイレクトに合わせ、GKの股を抜いてゴールを仕留めた。
その後立て続けに交代カードを切ったアトレティコは、アントワーヌ・グリーズマンやロドリゴ・デ・パウル、ルイス・スアレスらを投入。フレッシュな攻撃陣で3点目を狙いにいきつつ、守備では盤石の戦いでセルタに反撃の1点を許さなかった。
試合はこのまま終了。前節に続き2試合連続でクリーンシートでの勝利を果たしたアトレティコは、勝ち点を「45」に伸ばして暫定でリーグ4位に浮上した。
次節、アトレティコ・マドリードは3月6日にアウェイでベティスと、セルタは同日にホームでマジョルカと対戦する。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 2−0 セルタ
【得点者】
1−0 36分 レナン・ロディ(アトレティコ・マドリード)
2−0 60分 レナン・ロディ(アトレティコ・マドリード)