好調のバルサ指揮官、スタイルには固執せず…カウンターアタックも「我々のDNAの一部」

バルセロナのシャビ・エルナンデス監督が、27日に行われるラ・リーガ第26節アスレティック・ビルバオ戦に向けてコメントした。26日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　今冬の移籍市場での選手補強が功を奏し、直近の公式戦2試合連続で4ゴールを決めているバルセロナ。ボールポゼッションを重視するバルセロナ本来のサッカーが見られていることもあり、その試合内容にも注目が集まっている。

　そんな中、シャビ監督はナポリとのヨーロッパリーグでチームが見せたカウンターアタックに言及。「レアル・マドリードがある試合で我々をカウンターで追い詰めたように、我々もナポリをカウンターで追い詰めた。これは我々のDNAの一部でもある」と見解を口にした。また、「フリスト・ストイチコフが高いディフェンスからゴールを決めたのを覚えているし、ダヴィド・ビジャやティエリ・アンリもそうだった。これはフットボール、スペースは使うものだ」とスタイルに囚われない姿勢を示した。

　そして今節のアスレティック・ビルバオ戦に向けては「前回対戦した時（1月コパ・デル・レイにて）とは、違う状態になっている。アスレティックはレアル・ソシエダを破り素晴らしい結果を残したが、我々は試合の多くの局面でボールを動かす方法が改善されたし、今は何人もの異なる選手がいる」と勝利へ自信を覗かせている。