【3月の開運日カレンダー】26日は「寅の日」「天赦日」「一粒万倍日」のトリプルラッキーデー！

――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか？　3月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう！

■3月の吉日

・大安（たいあん）……1日、6日、12日、18日、24日、30日
　大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。

・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）……1日、9日、14日、21日、26日
　「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。

・寅の日（とらのひ）……2日、14日、26日
　トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるといわれている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。

・巳の日（みのひ）……5日、29日
　巳（へび）は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。

・甲子（きのえね）……12日
　60日に一度巡ってくる貴重な日。物ごとを始めるのにいい日とされています。

・己巳（つちのとみ）……17日
「己巳の日」は、弁財天に強いご縁のある日とされ、巳の日以上に金運パワーが高まります。60日に一度巡ってくる貴重な日です。

・天赦日（てんしゃにち）……26日
　「天が万物を赦す日」とされている天赦日。暦の上で最も吉日といわれており、年に5〜6日しかありません。告白や結婚、書類の提出、開業、新規開拓など、あらゆることにおいて最良の日とされています。

■3月の凶日

・不成就日（ふじょうじゅび）……4日、12日、20日、28日
　悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまう凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。

■3月の注目日＆要注意日

　3月は、吉日からのスタート。1日は「一粒万倍日」と「大安」、2日は「寅の日」と、いい日が続きます。この2日間を使って、やりたいことにチャレンジしてみましょう。

　1日は、自分に向けた行動が吉。勉強や教養の習得、練習など、自分を伸ばすものに取り組んでみるといいでしょう。

　2日は運気に勢いがつきます。勇気を出して一歩を踏み出したり、勝負に出たりするといい日。怖気づいてできなかったことも、この日にやってみるとうまくできるでしょう。進展を求めている人も、この日にアクションを起こすと次のステップに進めそうです。

「不成就日」と、吉日「鬼宿日」と重なる吉凶混合の4日。目の前のことに、責任を持って取り組むといい日です。焦りは、大きなトラブルの元。ゆったりと構えて行動しましょう。

　「巳の日」と「仏滅」が重なる5日、九星は「九紫」もあって、芸事や美容に関することに吉。弁財天が祀られているお寺にお参りをすれば、そのご加護でさらにレベルアップ！

　「大安」の6日は、十二直が「平（たいら）」で平穏無事が吉の日。九星は「一白」と、気疲れを起こしやすい日でもあります。揉め事に巻き込まれないようにし、自分からも首を突っ込まないようにしましょう。

　9日は「一粒万倍日」。倍に増やすなら、悪いことよりもいいこと！　人に尽くし、幸せの種をまきましょう。この日は九星「四緑」で、人と信頼関係を結ぶといい日。人脈を拡げるのにも適しています。

　12日の「甲子」「大安」のダブル吉日は、「不成就日」と重なります。その日に決めたことを実行するのは凶ですが、前から計画していたことを実行するのは吉。温めていたアイデアを形にしてみるのもいいでしょう。

　14日は「寅の日」と「一粒万倍日」が重なります。「三隣亡」と重なるので、建物関係やDIYなどはNG。それ以外は大吉です。カンが鋭くなり、いいタイミングをつかめるでしょう。宝くじを買うなら、この日の午前中がオススメです。

　「己巳」と「仏滅」が重なる17日。吉凶混合ですが、十二直は「満（みつ）」、二十八宿は「斗宿」と、吉が強い日となっております。この日は、転職先や副業探し、スキルサイトに登録をするなど、収入アップに繋がる場所を探すといいでしょう。新しいものと出会いやすい日でもあります。今を変えたい人にとっては、17日はチャンスデー！　自分から行動し、変化を求めていきましょう。

　18日の「大安」は満月の日でもあり、パワーが満ち溢れている日。この日は、恋愛運や人間関係運が高まります。好きな人やパートナーを、食事やデートに誘ってみましょう。勇気がなかなか湧いてこないなら、会話や連絡だけでも十分。相手と繋がることが大事です。

　20日は「不成就日」。自分のこだわりを周りに押しつけてしまい、うまくいかなくなるでしょう。自己主張はほどほどに。

　春分の日で、彼岸の中日の21日。この日は「一粒万倍日」、九星は「七赤」で金運が高まります。財布の買い替えや口座の開設をしましょう。宝くじやギャンブルは当たりやすいですが、損失も大きいので、賭け方に注意をしましょう。

　「大安」の24日は、十二直が「納（おさん）」。物の収納や、お買いものに適している日です。家事をこなして、運気アップをはかりましょう！　職場では、仕事の合間に机まわりや作業道具の片づけをすると、仕事運が高まります。

　26日は「寅の日」「天赦日」「一粒万倍日」のトリプルラッキーデー。「三隣亡」「小つち」、十二直の「閉（とづ）」と重なっているため、土いじりや家庭菜園などの土関係、建築関係、旅行は凶、それ以外は吉となっています。凶に気をつけつつ、思うままに行動してみましょう。この日は、ネットやSNS、口コミから有益な情報が手に入れられそうです。細かくチェックしてみると、開運のヒントがあるかもしれません。
　
　「不成就日」の28日は、九星「五黄」と重なります。この日は、頑張りがなかったことになりやすく、努力が報われにくい日。仕事は、ほどほどの力で取り組みましょう。やらなければいけないことをささっと済ませ、早めに休みましょう。

　「巳の日」と「仏滅」が重なる29日。この日は、誠実な態度や真面目な取り組みが運気を呼びます。面倒なことも、逃げずに行いましょう。

　30日の「大安」は、十二直が「平（たいら）」で、物事が円満になりやすい日。問題があれば、解決に向けて動くといいでしょう。この日は、人間関係運も高まります。友達や家族、恋人と会話を楽しみ、親密度をあげましょう。苦手な人には自分から歩み寄れば、打ち解けあえるかもしれません。

　「天一天上（てんいちてんじょう）」の影響で、1日と2日は北東、3日〜7日は東、8日〜13日は南東、14日〜18日は南、19日〜24日は南西、25日〜29日は西、30日と31日は北西が凶方位になります。

　2022年の春のお彼岸は18日から24日まで。日本の習わしで、この日はあの世「彼岸」とこの世「此岸」が繋がる日といわれています。おはぎやぼたもちをお供えし、お墓参りや先祖供養を行いましょう。
（咲羅紅）※画像出典／shutterstock