ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、同クラブに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチを称えた。26日にイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ユヴェントスは同日に行われたセリエA第27節でエンポリと対戦。ヴラホヴィッチは前半アディショナルタイム2分と66分に得点を挙げて“ドッピエッタ”(1試合2得点)を達成し、3−2の勝利に貢献した。
ヴラホヴィッチは1月の移籍市場でフィオレンティーナから加入して以降、公式戦6試合に出場して4得点を挙げている。アッレグリは瞬く間にユヴェントスの新エースとなった22歳について、次のようにコメント。その才能とメンタルに賛辞を送り、さらなる成長に期待を寄せた。
「彼は重要な選手だ。技術的な観点はもちろん、性格的な面でもね。私たちはすぐに、彼の持つ闘争、勝利、成長への意欲を目の当たりにした。それは、以前の私たちに欠けていたものだ」
「彼は素晴らしいキャリアを楽しんでいる。たぐいまれな選手であり、まだ若い。トップレベルにとどまり続けるには、並外れたメンタルの強さがないといけないんだ。偉大な選手となるには、ユヴェントスとチャンピオンズリーグで多くの試合を経験していく必要がある。みんなにも言えることだがね」
ユヴェントスの次戦は3月2日に行われ、コッパ・イタリア準決勝ファーストレグでフィオレンティーナと対戦する。古巣の本拠地『アルテミオ・フランキ』に乗り込むヴラホヴィッチはエンポリ戦後、「何と言っていいのかわからない。少し複雑な気持ちだ。試合に集中するよ。これまでも述べたように、僕はフィレンツェで素晴らしい年月を過ごした。それは常に僕の一部なんだ」と、凱旋試合に向けてコメントしている。
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