UEFA、ELからスパルタク・モスクワを追放と独報道…ライプツィヒが不戦勝で8強進出か

欧州サッカー連盟（UEFA）が、スパルタク・モスクワをヨーロッパリーグ（EL）から追放するようだ。28日、ドイツ紙『ビルト』や同国メディア『スカイスポーツ』が報じた。

　ELのグループCを首位通過したスパルタク・モスクワは、決勝トーナメント・ラウンド16（3月10日／17日）でライプツィヒと対戦することになっていた。しかし、ロシア・ウクライナ情勢に鑑み、UEFAはスパルタク・モスクワの追放を決定した模様だ。

　報道によると、スパルタク・モスクワに代わってラウンド16に繰り上げ出場するチームはなく、ライプツィヒが不戦勝で準々決勝（4月7日／14日）に出場するようだ。

　ライプツィヒのオリヴァー・ミンツラフCEO（最高経営責任者）は『ビルト』に対し、「我々はまだUEFAと密接に連絡を取り合っており、その決定に全幅の信頼を置いている。試合は中止されるものと思われる」と語ったという。

　なお、UEFAは今季のチャンピオンズリーグ決勝会場をロシアの『サンクトペテルブルク・スタジアム』からパリの『スタッド・ドゥ・フランス』に変更している。