チェルシーのアブラモヴィッチ氏、ロシア・ウクライナの停戦協議に関与か

0

2022年03月01日 00:08  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

アブラモヴィッチ氏 [写真]=Getty Images
チェルシーのオーナーであるロシア人実業家のロマン・アブラモヴィッチ氏が、ロシアとウクライナの停戦協議に関与している模様だ。28日にイギリスメディア『アスレティック』などが報じた。

 ロシアとウクライナは現在、ベラルーシ南東部の都市ホメリで停戦協議を行っている。アブラモヴィッチ氏の広報担当者によると、同氏はウクライナ側からのリクエストを受け、和平交渉を支援しているようだ。

「ロマン・アブラモヴィッチ氏はウクライナ側から平和的解決のための支援を求められ、それ以来、彼は支援を試みています。このような事態を考慮し、私たちはこのような状況や彼の関与についてコメントをしていないことをご理解ください」

 また、ウクライナの映画監督であるオレクサンドル・ロドニャンスキー氏も、アブラモビッチ氏が停戦協議に関与していることを認めた。

「ウクライナ側は、平和的解決を見出すために、ロシアで協力してくれる人を探そうとしています。彼らはユダヤ人コミュニティを通じてロマン・アブラモヴィッチとつながっており、彼に助けを求めたのです」

「それ以来、ロマン・アブラモヴィッチは平和的解決のために支援を集めようとしています。ロマン・アブラモヴィッチの影響力は限られているが、彼だけが助けに応え、自ら努力した。これが影響を与えるかどうかはわかりませんが、私自身、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領のスタッフと連絡を取り合っており、彼の純粋な努力に感謝していることを知っています」

 ロシア人実業家のアブラモヴィッチ氏は、2003年にチェルシーを買収。有力選手を次々に獲得し、プレミアリーグ創設後優勝を経験していなかったチェルシーを世界有数の強豪クラブに育て上げた。しかし、プーチン大統領との関係から英国内での活動が制限される可能性を考慮し、26日に「チェルシーの慈善団体の理事にクラブの管理・運営を委ねる」ことを発表していた。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定