ミランのステファノ・ピオリ監督がインテルとのダービーを振り返りコメントした。イタリアメディア『メディアセット』が伝えている。
コッパ・イタリア準決勝ファーストレグが3月1日に行われ、ミランとインテルが激突。ミランは何度かチャンスを作り出したが相手守護神サミル・ハンダノヴィッチのセーブもありス¥決めきれず。スコアレスドローでファーストレグを終えた。
試合後ピオリ監督は「質の高いインテルに対して、チームは積極的に行った。(イスマエル)ベナセルと(フランク)ケシエは素晴らしいプレーをしたし、インテルにシュートを打たせず、自分たちはチャンスを作った」と振り返った。続けて「アグレッシブになってほしかったから私はオプションを慎重に検討した。ベンチワークでチームにエネルギッシュになってほしかったんだ。試合に勝つことができなかったのは残念だけど、すべてはセカンドレグに持ち越された。我々はこのレベルでも通用するチームなのだから、選手にはもっと自信をもって臨んでほしい」と鼓舞した。
また、同監督はセカンドレグに向けても意気込みのコメントを残している。
「ミランはいいプレーをしたし、もっといい結果が欲しかったが、セカンドレグのことを考えれば上々だろう。でも今晩は我々が勝利に値すると思う。2戦目が非常に難しいことは分かっているし、これは部分的な結果だが、このパフォーマンスには満足しているよ。この2年半で前に進んできたんだから、何かタイトルを勝ち取って素晴らしいシーズンにしたい」
「(6日に予定の)ナポリ戦のことはまったく考えていなかった。ナポリ戦も非常に厳しいテストになるが、壁は大きければ大きいほど、乗り越えたときの満足感も大きいものさ」