DeNA、出陣式・必勝祈願を横浜スタジアムで同時開催　三浦監督「反撃のシーズン」

DeNAは、4日、横浜スタジアムでファンを集め、出陣式と必勝祈願を同時開催し、本拠地での練習をファンの前で公開した。

　出陣式には、三浦大輔監督とともに、左前腕部の炎症で1軍を離脱している今永昇太投手と右腹斜筋の肉離れで離脱している佐野恵太外野手も登場。

　三浦大輔監督は開幕投手について、「今永が怪我をしてしまったので…。決まっていません。今、考えているところ」と述べ、5、6人の候補の中から来週を目途に決定する意向を示した。

　離脱後の現状について今永は、「キャッチボールも始められているし、患部の炎症は筋肉の怪我なので。そこは全く問題ない」と話しつつ、「自分自身、怪我を治さなければ何も始まらない。怪我を治すことに専念して、今はリハビリに入っているので、しっかりとリハビリを丁寧にやっていくこと」と復帰の時期を決めずにリハビリを継続する見通しであることを明かした。

　三浦監督も「状態を見ながらなんですよ、ホントに。開幕に間に合わないのは、間に合わない。戻ってきたときには最後まで突っ走れるように、今、リハビリをやっているところなので」と話した。

　一方、佐野は開幕までの復帰を目指す方向だ。すでにティー打撃を再開しているとのことで、「一日でも早くチームに合流してチームをリーグ優勝・日本一へ導けるようにやっていきたい」とキャプテンとしての意気込みを示した。

　なお、出陣式後には横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮より神職が招かれ、球団初の試みとなる横浜スタジアムへファンを招待しての必勝祈願が行われた。

　必勝祈願後、内野スタンドのファンを前に三浦監督は、「昨シーズンの悔しさを胸に、今シーズン、スローガン『横浜反撃』を胸にみなさまと一緒に反撃のシーズンとしていきます」と宣言し、大きな拍手を受けた。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)