ベティスのマヌエル・ペジェグリーニ監督が、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)について言及した。4日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
3日に迎えた同大会準決勝でラージョ・バジェカーノとの第2戦に臨んだベティスは、後半アディショナルタイムに生まれたFWボルハ・イグレシアスのゴールで1−1の同点とし、2戦合計スコア3−2で2004−05シーズン以来の決勝進出を果たした。
試合を終えたペジェグリーニ監督は「最初からプレーに責任を持ち、危険なアプローチで相手ゴールを求めた。0−1の時点でもチームは絶望せず、決勝に進出できた。今日の祝杯を上げた後は、リーグ戦に集中しなければならないけどね」とコメント。
また「ゲームの最初から最後まで、とても納得のいくプレーができた。逆にゴールを決められたことで、自分たちがやってきたことを信じて緊張感を保てたと思う。4〜5回の明確なチャンスがあり、それをものにすることもできただろう。このチームは成熟しており、スコアボードを見ながらプレーしないことにも慣れている」と喜びを示した。
そして、じつに17年ぶりの決勝進出を果たしたことについては「これだけ熱狂的なファンにとって、17年は長いだろう。彼らがチームに与えるサポート、そして彼らの喜びに満足している」とサポーターに向けてもメッセージを送った。
今シーズンのリーグ戦でも3位(26試合消化時点)につけるベティスは、ヨーロッパリーグでもラウンド16へ進出。コパ・デル・レイの決勝は4月23日に予定されており、各コンペティションで見せる飛躍に注目が集まっている。