LG エレクトロニクスが、スチームウォッシュ&ドライ「LG Styler」の新モデルとして、大容量モデル「S5MB(ミラー)」を発表した。3月15日から順次発売予定で、価格はオープン価格(推定実売価格 税込32万円前後)。「もっと一度にたくさんの量をケアしたい」「もっと大きくて、 丈の長いアイテムを入れたい」といったユーザーの声を反映し、ハンガーで最大5着、ズボン1着を一度にケアできる仕様となっている。
LG Stylerは衣類や小物についた菌やウイルス、ニオイ、シワなどを自宅で簡単にケアできるホームクリーニング機。韓国を中心に世界9ヶ国で2011年に販売を開始した。日本には2017年に上陸し、今年で発売5周年を迎える。日本では現在、ハンガーで最大3着+ズボン1着をかけられる「トータルケアモデル」と「シンプルケアモデル」を展開。独自の「TrueSteam™テクノロジー」により、スーツ、制服、コートなどの洗濯できないような衣類や小物をリフレッシュし、菌やウイルス、花粉、ダニを低減させる。
LG Stylerは日本国内で2017年に販売を開始して以来、販売台数は増加傾向にある。「生地を傷めずにケアすることで、衣類が長く着られる」といった観点からサステナブル志向のユーザーや、ラグジュアリーブランドのアイテムを気軽にケアしたいユーザーのニーズに応えているほか、コロナ禍での衛生意識の高まりから需要が拡大している。また、家庭での利用だけではなく、ホテルや飲食店、エステティックサロン、託児所での導入事例も増えているという。日本国内では今後、家具・インテリアショップなど量販店以外の新たな販路を開拓し、インテリア家電としての訴求にも力を入れる。