楽天・西川遥輝、1番定着へ好調キープ　オープン戦打率.385＆出塁率.556

楽天 2 − 2 DeNA
＜オープン戦・静岡＞

　楽天に新加入した西川遥輝外野手（29）が11日、DeNAとのオープン戦に「1番・中堅」で先発出場。第2打席に左前打、第3打席では右前打と広角に安打を連ね、オープン戦2度目のマルチ安打を記録した。

　DeNAの開幕投手に内定している先発左腕・東に対し、初回の第1打席は二ゴロに倒れたものの、3回の第2打席は二死一塁の場面で鮮やかな左前打。3ボール1ストライク後の直球をコンパクトに逆方向へ弾き返した。

　2点を追う6回は再び先頭打者として3番手右腕の伊勢と対戦。フルカウント後の直球を捉えた打球は、一・二塁間を破る右前打となった。ここで代走・小郷を送られ3打数2安打で途中交代。その後、小郷が生還し、楽天はこの回2−2の同点に追いついた。

　西川のオープン戦での安打は3試合ぶりだったが、直近の過去2試合はいずれも四球を選んでおり、出塁自体は2月27日の中日戦（北谷）から5試合連続。オープン戦打率.385、同出塁率.556と、新天地でのリードオフマン定着へ状態は万全だ。