楽天・浅村、今季初実戦で痛烈二塁打＆激走生還　10日後の開幕戦へ視界良好

◆ 昨季のCSで左肩負傷、二軍でじっくり調整

　楽天の浅村栄斗内野手（31）が15日、オリックスとのオープン戦（静岡）に「3番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、今季初実戦を2打数1安打で終えた。

　オリックス先発・山岡と2度対戦し、二死無走者だった初回の第1打席は見逃し三振。イニング先頭だった3回の第2打席は初球のスライダーをフルスイングし、打球は左翼フェンス上部を直撃する二塁打となった。そのあと三塁へ進み、7番・小郷の左犠飛で生還。本塁は際どいタイミングだったが、全力疾走で4点目のホームに滑り込んだ。

　4回に代打・鈴木大を送られ、浅村は2打数1安打1得点の結果で途中交代。25日のシーズン開幕・ロッテ戦（楽天生命パーク）へ向け、豪快なフルスイングに激走生還と状態の良さを披露した。

　浅村は昨年11月のCSファーストステージ・ロッテ戦（ZOZOマリン）で、ヘッドスライディングをした際に左肩を負傷。春季キャンプから二軍調整を続けており、静岡遠征が始まった8日から一軍に合流していた。