スコットランド代表とポーランド代表は元々、24日にFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフ準決勝を戦うはずだった。前者はウクライナ代表、後者はロシア代表との対戦を予定していたが、ロシアのウクライナ侵攻による影響で両試合とも中止に。スコットランド代表vsウクライナ代表は6月に延期された。一方、ロシア代表の国際大会追放によってポーランド代表は不戦勝となり、今月29日に行われるプレーオフ決勝に進出する。
24日に開催が決定した親善試合は、スコットランド代表のナショナルスタジアム『ハムデン・パーク』で行われる。また、チケット1枚につき10ポンド（約1500円）が、UNICEF（国際連合児童基金）がウクライナで行う人道支援に寄付される。
スコットランド代表のキャプテンを務めるDFアンドリュー・ロバートソン（リヴァプール）は、SFAの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「一人の父親として、ウクライナの子どもたちの映像は、見ていて心が痛くなる。ウクライナ戦が延期になると知らされたとき、ロベルト（・レヴァンドフスキ）やポーランド代表と協力して、少しでもウクライナを支援するのは当然のことだった。この試合で集まったお金が、ウクライナでユニセフが行っている難民救済のための多大な努力に役立てられることを願っている」
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