中日・岡林、3安打1打点＆1四球で4出塁　OP戦打率.333、1番定着猛アピール

○ 中日 6 − 2 巨人 ●
＜オープン戦・バンテリンドーム＞

　中日の岡林勇希外野手（20）が15日、巨人とのオープン戦に「1番・右翼」で先発フル出場。3安打1四球で計4出塁を記録し、1番定着を猛アピールした。

　初回、巨人の先発右腕・山口の初球を中前に弾き返しオープン戦6試合連続出塁をマーク。そのあと三塁へ進み、6番・木下の満塁弾で先制のホームを踏んだ。2回の第2打席も山口から中前打を放つと、4回の第3打席は一死二塁の好機で3番手左腕の高木と対戦。3球目の内角球をコンパクトに弾き返した打球は5点目の中前適時打となった。

　5回の第5打席は7番手右腕・デラロサと対戦し、ストレートの四球を選び一塁へ。この日は4打数3安打1打点、1四球1得点の働きでチームの快勝に貢献した。

　オープン戦での猛打賞は、同じく3安打を放った2月26日の阪神戦（沖縄・北谷）以来、2度目。打率は.333まで上昇し、開幕スタメン入りへ大きく前進した。